2022-10

会計

【あの監査法人が解散へ。】金融庁による処分の背景にある不正事例を公認会計士が解説

監査業界に身を置くものにとってはショッキングなニュースが届きました。 紳士服大手のコナカ等、上場会社7社を監査クライアントに持つ仁智監査法人が年内に解散する方針であるというのです。
会計

【公認会計士が解説】事例から学ぶ不正の兆候について – ダイイチ

ダイイチにおいて用いられた不正の手口はやや珍しく、通常はある期間の業績を良く見せるために売上高や利益を持ち上げる処理が行われるところ、本件では翌期の利益を良く見せるために本来は翌期に計上されるべき原価や経費を1期前に早期計上するというものでした。
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【公認会計士が解説】事例から学ぶ不正の兆候について – 日本M&Aセンター

今回取り上げる日本M&Aセンターの不正会計の概要については以下の記事にまとめていますが、端的に言うと本来売上を計上すべき期間よりも早期に売上を計上する収益認識の『期ズレ』という手法が用いられていました。これはいわゆる架空売上のように、全く存在しない取引をでっちあげるのではなく、あくまで実在する取引を基に関連する売上の認識だけを早める手法であり、不正をする側からすると隠蔽が容易かつ心理的なハードルも低く、不正の手口として頻繁に登場します。
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