【1日48分でマイ・オンリーワンを探す】パラレルキャリアの育て方

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どうもこんにちは、じょんです。

『複業をしてみたいけど、何から手を付けていいかわからない!』

そんなアナタに是非一度読んでみていただきたい本に出合いました。

『スタンフォード式 世界一やさしい パラレルキャリアの育て方』

著者の江端浩人氏は、伊藤忠商事の宇宙・情報部門を離れ、日本コカ・コーラや日本マイクロソフト、DeNA等、名だたる大企業を渡り歩く素晴らしい経歴をお持ちであり、現在は次世代デジタル人材の育成等にも注力されているというお方。

本書はホリエモンこと堀江貴文氏も推薦されているとのことですが、必ずしも記載されている全ての事柄に私たちが挑戦できるかというとそうではないと感じる部分もある一方で、複業をすることに対する意識面でのハードルは本書を通じて低くすることが出来るのではないかと思いました。

なお、本書では『副業』ではなく『複業』という表現が終始用いられており、本業に対してのサブ的な働きという捉え方ではなく、本業と同様に力を入れ、将来の収益力の柱として考えられるという意味で『複業』という言葉があえて使われているのだと筆者は感じました。

本書は以下のような方には是非オススメです。

こんな方にオススメ!

  • 「自分には複業なんて無理!」と思っている方
    ⇒複業に対する心理的なハードルがだいぶ低くなるかと思います
  • 複業に興味があるけど中々1歩を踏み出せない方
    ⇒1歩を踏み出す背中を押してくれます
  • 本業だけでは将来への不安が残る方
    ⇒複業によるメリットを把握できます

『やらないこと』を明確にする

本業がある方にとって、『複業』を行うことのメリットというのは、自身の強みややりたいことを提供できるという、選択の自由にあります。

本業であれば、正直やりたくないと思っていることも、嫌々やらなければならない場面もあるかと思いますが、複業については自身の判断で仕事を行うわけですから、やりたくないことはやらなくてよいわけです。

せっかく自由に作業が出来るのに、あえてやりたくないことを複業にしているのとしたら非常にもったいないですよね。

ですから、よく複業ではやりたいことを明確にしようという話をよく見かけますが、それと同じくらい、やりたくないことを明確にすることも、複業をする上では非常に重要なのだと筆者は読み取りました。

とはいえ、本書においては、全く経験をしないまま「やらない」と決めてしまうのはオススメされておらず、まずはやってみる、そして、自分に合わないと感じたら、「やならいこと」として認識することが望ましいとされています。

もしかすると、やってみたら実は自分に向いていた、なんてことも起こりえるでしょうから、経験する前から拒絶するということももったいないということなのでしょう。

『1日48分』は新しいことに挑戦する

皆さんは『70対20対10の法則』をご存知でしょうか?

これはGoogleにおいて取り入れられているルールで、端的に言えば、70%は「うまくいっていること」に、20%は今までの「改善」に、残る10%はまったく「新しいこと」にリソースを配分することを指し、それにより企業は成長するという考え方に基づくものです。

日本企業でも、週に数時間~1日程度は本業とは全く異なる自身の好きなことに取り組む時間を与えているなんて話も聞いたことがありますが、要は一見本業とは関連しない新しいことに取り組むことで、本業に対してプラスの効果を生むような新しい気づきが得られることがあるというわけです。

1日の稼働時間を16時間とすると、96分が10%に相当しますが、なかなか1.5時間もの時間を毎日とるのが難しいという方もいるでしょうから、5%に相当する48分は継続的に新しい学びに時間と費やしてみることが本書では勧められています。

仮に試してみて自分に合わないという結果になったとしても、自分に合わないことが見つかったことを前向きに捉え、また別のことに新たに取り組み始めればよいわけです。

そして、自分に合うか合わないかを見極めるためにも、始めてすぐにやめてしまうのではなく、2,3カ月とまとまった期間を費やしてみることが重要であると本書には書かれています。

複業というわけではないのですが、筆者もこのブログを書き始めてもうすぐ100記事に届くにあたって、正直自分に向いているか否かはさておき、なんやかんやで情報を発信する、記録を残すという点は割と苦になることもなく続けられていますので、やはりこれも始めてみなければ気づかないことであったと思いますし、始めて良かったと感じています。

人とは違う『マイ・オンリーワン』を探す

最後に、本書では個人の武器として、人とは違う「マイ・オンリーワン」を探すことが重要であると書かれています。

それにより、自分にしかできない、自身がチカラを発揮すべき領域が見つかるというのです。

そのための第一歩として、周りの同僚や友人との比較で、自分はどこがどう違うのかをイメージしてみることが勧められています。

この、『自分の強みを探す』ことの重要性については本書のみならず、よく耳にする話ですが、筆者も含め、自分の強みを見つけるのって難しく感じる方は多いのではないでしょうか。

ただ、同じくよく聞く話として、自分にとっては平凡に感じるスキルや経験であっても、周りから見れば非常に稀であったということは往々にしてある話です。

例えば普段経理部で経理システムへの入力業務を行っている方にとって、『システムへの入力作業は経験さえ積めば誰にでも出来る』と思いがちなのではないかと思いますが、見方を変えれば、『経理システム●●への入力作業のスペシャリスト』として自分にラベルを貼ることが出来ないか検討の余地はあるのではないでしょうか、

これから該当のシステムの導入をする企業や個人に対して基礎的な入力方法のみならず、経験から学んだシステムへの効率的な入力方法なんかもレクチャー出来るとしたら、それは正しくその方にとっての武器になるでしょうし、何も特殊な資格や特別なスキルを身につけることがけが、「マイ・オンリーワン」を探すことに繋がるわけではないと筆者は理解しました。

と偉そうに話してしまいましたが、筆者自身も別に自身にとっての「マイ・オンリーワン」はまだ模索中です、すみません。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

本書ではまずは新しいことに少しでもチャレンジしてみるということが強いメッセージとして筆者には伝わってきましたが、その上で、クラウドワークスやビザスク、ランサーズ、ココナラといった、複業に関するマッチングサイトを使ってみることが勧められています。

実際にやってみるかは別として、まずはどういった複業がリストされているのかだけでも除い見てはいかがでしょうか。

それではまた。

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