【ノーリスクで節税!?】iDeCoの定期預金がコスパ最強な件

資産形成

この記事は以下のような方にオススメです。

こんな方にオススメ!

  • 資産形成は投資ではなく『貯金派』のアナタ
    ⇒節税ができる貯金の方法をお教えします。
  • iDeCoを始めてみたいけどリスクが気になる方
    ⇒実質ノーリスクで節税ができる方法をお教えします。
  • iDeCoで運用ができる定期預金の種類を知りたい方
    ⇒大手ネット証券の取り扱い商品について解説します。

どうもこんにちは、じょんです。

筆者も何度か取り上げている『iDeCo』

節税効果が高く、老後資金目的であれば最強といっても過言ではない投資スキームですが、そんなiDeCoに関して先日以下の記事を拝見しました。

定期預金でも節税できる!iDeCoで何を選べばいいの?【基礎編】2022年5月版 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
※この記事は、2022年5月に最新情報を更新しました。iDeCoの関連記事はこちら・節税効果がすごい!「iDeCo(イデコ)」の仕組み。メリット、デメリットは?2022年5月版・30年で14万円の差!?iDeCoのコストは金融機関…

『さすがプロのアナリストは目の付け所が違うなぁ』

と筆者は感心したのですが、このiDeCo、リスク回避的な方の為に、定期預金も運用商品の1つとして準備されているんです。

今回はそんなiDeCoにおける定期預金のメリットや立ち位置、及び、iDeCoを始めるのに適したネット証券であるSBI証券・楽天証券にて運用が可能な定期預金について取り上げていきます。

定期預金はノーリスクで節税ができる最強の商品

冒頭でも触れた通り、iDeCoでは元本保証型の定期預金も運用商品として取り扱われています。

これはつまり、実質ノーリスクで節税メリットのみを享受することができることを意味しますから、正直どれだけ投資が嫌いであったり距離を置いている方にとっても、使わない手はない程に優遇された商品であると言えます。

確かにiDeCoは口座開設までに若干の手間はかかりますが、一度行ってしまえば毎年節税が可能となりますから、これ以上のコスパは中々ないのではないでしょうか。

iDeCoの節税効果について

あまりご存知ない方のためにiDeCoの節税効果について改めて解説をしますと、iDeCoへの掛け金というのは、確定申告において所得から控除することができます。

『何のことかさっぱり、、』

という方は、『年間掛金 X 税率』分の税金の支出を抑えることができると覚えてください。

算式の前半にあたる年間掛金についてはは皆さんが働いている企業の年金制度によって異なるのですが、一番低い場合で月額12,000円、年間では144,000円となります。

また、税率も皆さんの所得金額に応じて変動するのですが、例えば所得が400万円の場合は20%となりますから、単純計算で年28,800円(= 144,000円 X 20%)の節税となるわけです。

毎年ちょっとした贅沢ができる金額ですので節税効果としては十分といえるのではないでしょうか。

そして、定期預金であれば投資商品と違って暴落による原本毀損のリスクを負うことがなくなりますから、いかに投資に対していいイメージを持っていなくとも、iDeCoを検討しない手はないわけです。

iDeCoでの定期預金が流行らない背景

恐らくiDeCoを使っていない方、もっというと既に使っている方でも、定期預金が運用商品に含まれていることを知っている方はそう多くないかと思います。

おそらくその背景には、iDeCoによる節税効果を最大限に享受するためにはキャピタルゲインを積極的に狙う必要がある点、そして、定期予期の取り扱い数が株式や債権の投資信託の取扱数と比較して圧倒的に少ない点が挙げられます。

皆さんの中にも『投資はちょっと怖いなぁ、、』『老後資金は貯金とか、もっと安全なやり方で準備したい』と考えている方もいるでしょう。

ただし、定期預金が運用商品に含まれていることを知ってさえいれば、貯金と同じ要領で誰しも実質ノーリスクで節税効果だけ享受できるわけですから、正直全国民が知っておいて損はない程にiDeCoというのは優れた制度だと筆者は感じています。

SBI証券で運用できる定期預金商品

さて、iDeCoには定期預金も運用商品に含まれているということを説明しましたが、では実際にどのような定期預金が対象になっているのかについて、加入者の多いネット証券の中から、SBI証券と楽天証券に絞って紹介していきます。

まずはSBI証券ですが、現在取り扱っている元本保証型の定期預金の内、今後除外が予定されているものを除くと以下の1種類のみが対象となっています。

  • 商品名:あおぞらDC定期(1年)
  • 運用会社:あおぞら銀行
  • 適用金利:0.010%

商品名に『1年』と入っていますが、満期日においては同商品に自動継続されることが説明資料には書かれており、要するに『毎年自動的にロールされていく定期預金』と捉えておけば良いかと思います。

(以下リンク先の1つ目が該当の定期預金です)

iDeCo(個人型確定拠出年金)|SBI証券
iDeCo(個人型確定拠出年金)ならSBI証券。取扱商...

楽天証券で運用できる定期預金商品

次に楽天証券ですが、こちらも現在は以下の1種類のみが対象となっています。

  • 商品名:みずほDC定期預金(1年)
  • 運用会社:みずほ銀行
  • 適用金利:0.002%

こちらも先ほどのSBI証券と同様に商品名に『1年』と入っていますが、自動継続されることが説明資料には書かれています。

また、金利ですが、足元では0.002%と、SBI証券にて運用できるあおぞら銀行のものの方が5倍も金利が高く設定されていますから、定期預金での運用を想定されている方は、SBI証券の方がオトクであるといえそうです。

(以下リンク先の最下に定期預金が載っています)

個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ) | 楽天証券
楽天証券iDeCoセレクション

おわりに

いかがでしたでしょうか。

シンプルに金利のみで判断するのであれば、本記事の投稿時点ではイオン銀行が提供している『イオン銀行iDeCo 定期預金 5年』が年利0.05%でトップとなっているようですが、仮に今後投資に少しずつ手を伸ばしてみる可能性が少しでもあるようでしたら、ネット証券としての使い勝手の良さから、SBI証券もしくは楽天証券の利用を筆者はオススメします。

それではまた。

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