ぜひ日本版を子供たちに。アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

その他諸々

どうもこんにちは、じょんです。

あの橘玲氏、あっちゃんこと中田敦彦氏が絶賛したという1冊を読んでみました。

『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』

著者のアンドリュー・O・スミス氏は米国出身のMBA・法務博士であり、ファイナンシャルプランナーや弁護士として、数々の企業や個人に対して、お金にまつわる様々なアドバイスを行っている、いわばお金の専門家であるお方。

そんなアンドリュー氏が本書で書いているのは、30代の筆者がこれまで実際に経験しているお金にまつわる避けては通れない事柄ばかりで、筆者も学生の内に是非知っておきたかったと思える内容でした。

本書は以下のような方には是非オススメです。

こんな方にオススメ!

  • 将来が不安な高校生・大学生
    ⇒社会に出てから遭遇するお金にまつわる事例を事前に知ることが出来ます
  • 既に社会人として働いていても、中々お金が貯まらず困っている方
    ⇒今からでも決して遅くない、お金との付き合い方が学べます
  • とにかくお金を稼ぎたいと思っている方
    ⇒そんなアナタを狙ったお金の落とし穴について解説されています

本書の内容について

この本の内容について触れる上で、まずは本書の目次を見ていきましょう。

第1章 お金の計画の基本
第2章 お金とキャリア設計の基本
第3章 就職、転職、企業の基本
第4章 貯金と銀行の基本
第5章 予算と支出の基本
第6章 信用と借金の基本
第7章 破産の基本
第8章 投資の基本
第9章 金融詐欺の基本
第10章 保険の基本
第11章 税金の基本
第12章 社会福祉の基本
第13章 法律と契約の基本
第14章 老後資産の基本

ご覧頂くと分かるように、第3章の就職から始まり、働き始めてから付き合いの多くなる銀行や保険、働くうえで避けることが出来ない税金、資産形成をする上で重要な貯蓄や投資、マイホームを購入する際に必要となるローン(借金)、最後には老後資産についても触れられており、まさに『ゆりかごから墓場まで』とは言えずも、『学校から墓場まで』を網羅した内容となっているのです。

それぞれの章が本当に専門的な細かい部分まで書かれているわけではありませんが、高校生からしてみればそのほとんどが知らない内容でしょうから、実際に社会人として経験をする前にその概要だけでも把握することが出来るというのは、非常に大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

日本とアメリカの差は広がるばかり

正直この本を本当にアメリカの高校生が学んでいるのだとすれば、その全てを十分に理解できずとも、少なからず、日本の高校生との間では大きな差になるのではないでしょうか。

なぜなら、日本の学校教育においては、このようなお金に関する教育をすることがほとんどなく、その辺りの教育は家庭に委ねられているからに他なりません。

筆者世代の方ならご理解いただけるかと思いますが、やはり『お金儲け』と聞くとややネガティブなイメージを持つ大人は決して少なくないですし、それを子供たちに積極的に教えるというのは、教育を提供する側からすればタブーに近い取り扱いとなっているように思います。

そもそも、筆者のように教える側にある世代の人間が、お金に関する教育を十分に受けてきていないわけですから、そもそも教えるに足る知識を持っているとは言えないわけです。

そんな私たちにとって必要なのは、教育をサポートする本書のような教材であると筆者は考えています。

本書のように体系的にお金について解説がなされているのであれば、教える側にとっても事前に確認をすることで、最低限教えるに足る知識を身につけることが出来ますし、実際にお金に関する体験談なんかを交えながら授業を行うことで、学生にとってはより身近な事実として捉えてもらうことが出来るのではないでしょうか。

ぜひ日本版を作ってもらいたい

これまで解説した通り、本書はこれから社会に羽ばたいていく学生にとって、非常にプラスとなるものだと筆者は考えていますが、1点だけ非常に惜しい点があります。

それは、本書で解説されているのは主にアメリカにおける事実や統計であることです。

中には、『日本ではXX』といった具合に、日本での実態を補足している部分もいくつかはあるのですが、本書において取り上げられている実態のほとんどはアメリカにおけるものであり、日本人である筆者にとっては、あまり縁のない事柄が含まれているのもまた事実です。

例えば、第5章の『予算と支出の基本』の章では、1人の子供を18歳まで育てる費用は平均して25万ドルであることが書かれていますが、日本における金額は書かれておらず、そのくらいの情報なら調べて付記することが出来たのではないかと筆者は感じました。

今後、日本の学生に対してお金の教科書を読んでもらうためにも、是非、国等には日本における実態をベースに、本書のようなお金の教科書を作っていただきたいというのが筆者が強く感じたところです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

私たちが日々、生活をする中で切っても切れない関係にあるお金。

そうであるからには、上手く付き合うことで、お金に悩まされない人生にしたいですよね?

是非皆さんも一度本書を通して、お金との上手な付き合い方について学んでみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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