どうもこんにちは、じょんです。
皆さんは『IPO』ってご存知でしょうか?
『IPO』とはInitial Public Offerの頭文字をとった言葉で、
日本語では新規上場のことを指します。
昨今の投資ブームに関連してIPO株への投資を始める方も多いと聞いていますが、
かくいう筆者もそんな流れに便乗する形で、ついにIPO株への投資を始めてみることにしました。
IPO株投資とは
IPO株投資の詳しいことは、既にうまくまとめられているサイトが多くありますので、
例えば以下のサイトをご参照頂ければと思います。
ちなみにIPO株への投資が人気な背景には、なんといってもその勝率の高さがあります。
株式投資において難しいのは当然に、将来株価がどう動くのかの予想の点にありますが、
端的にいうと、過去の実績からして、IPO株の場合は購入さえできてしまえば、
市場の環境にも左右されますが、年によっては90%超と、多くの場合において利益を得る可能性が高いのです。
これだけ聴くと、誰でもIPO株を購入したくなるものですが、株式の発行数にはそもそも上限がありますので、
そう簡単には手に入らないのです。
一般に入手経路は二つあると言われていますが、一つは取り扱う証券会社が得意客に購入する権利を与えるもので、
こちらは筆者のような一般人には到底手が出ないところ。
そこでもう一つの手段となる、抽選に参加するのです。
抽選への参加要件
IPO株は銘柄毎に取り扱う証券会社が異なりますが、
SBI証券をはじめとしたネット証券においては、
この抽選により一般投資家にIPO株の購入権利を与えることが多いのです。
ちなみにこの抽選の当選確率ですが、一般には1%程度と言われています。
『そんなのムリゲーやん。。』
と思うのも無理はないですが、先に挙げたように勝率が非常に高いこと、
そして、参加の敷居が現在では非常に低いことから、狙ってみる価値はあると筆者は判断しました。
といのも、基本的にはどのネット証券も、オンライン上で3分程の手続により、
この抽選に参加することが出来るのです。
そしてこの抽選、証券会社毎に行われますから、
出来るだけ多くの証券会社の抽選に応募した方が当選確率が上がるわけです。
『理屈はわかったけど、口座を開設するのが面倒だなぁ』
なんて声も聞こえてきますが安心してください。
筆者も今回IPO株投資を始めるにあたって複数の口座を新規に開設しましたが、
どれもスマホとマイナンバーが分かる本人確認書類さえあれば、
手続きは10分程度で済み、実際の口座開設も長くても1週間程度で完了しました。
ちなみに筆者はもともとSBI証券と楽天証券の口座を使っていましたが、
今回の参入にあたって、この2社に加え以下の証券会社に新規に口座を開設しました。
証券会社名 | 2020年IPO取扱件数 | ||
SBI証券 | 85 | ||
楽天証券 | 38 | ||
マネックス証券 | 50 | ||
岡三オンライン証券 | 39 | ||
auカブコム証券 | 19 | ||
松井証券 | 18 | ||
エイチ・エス証券 | 15 | ||
CONNECT | 10 | ||
SBIネオトレード証券 | 7 | ||
DMM株 | 5 | ||
LINE証券 | 0 |
なお、LINE証券は21年5月からIPO株の取り扱いを開始したため、20年の実績が0となっています。
抽選結果
さて、今回筆者がIPO株投資の最初のチャレンジの対象となったのは『メディア総研』という企業。
高専生および大学生向けの就職活動イベントの企画などを手掛ける会社で、
ネットの評判では大きく利益が出る可能性もある銘柄とされていました。
この銘柄の取り扱い証券会社の内、SBI証券、松井証券、岡三オンライン証券の3つから今回抽選に参加しましたが、
結果はいずれも落選、厳しい出だしとなりました。
が、先にも触れましたがそもそもこのIPO株、当選率が低いことは承知の上で参加しているわけですし、
かかったのは少しの時間だけと考えると、全く落ち込む必要はないと自分に言い聞かせることにしました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回筆者が抽選に参加してみて思ったことは、なにより手軽であるという点でした。
証券口座の開設もそうですし、抽選への応募もほぼ労力なく、想像より大分楽だった印象です。
ただ1点だけ、証券口座からの初回ログインパスワード等の情報が簡易書留郵便で届きますので、
平日自宅におらず受け取りが出来ない方にとっては少し手間がかかるかと感じました。
いずれにせよまだ始まったばかり。
今後も9月は多くのIPOが予定されていますから、まずは1件の当選を目指して、
抽選への参加を行っていきたいと思います。
それではまた。
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