【株価急落!】TSMC株の下落要因 – 今が売り時なのか?

投資で増やす

どうもこんにちは、じょんです。

今月15日、世界最大級の半導体製造業者であるTSMCが2021年度の第二四半期の決算を発表しました。

TSMC Reports Second Quarter EPS of NT.18|台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー (TSMC)
Hsinchu, Taiwan, R.O.C., - Jul. 15, 2021 – TSMC (TWSE: 2330, NYSE: TSM) today announced consolidated revenue of NT2.15 billion, net income of NT4.36 billi...

同期間の売上高は前年同期比で19.8%の増加、四半期としては過去最高を更新しており、
その背景には継続した自動車業界の半導体需要が後押しとなっている点が触れられています。

筆者のような投資初心者からすると、この決算発表だけを見るとまだまだ会社としては成長するのではと感じるのですが、
一方で、この決算発表を受けて15日の米国株式市場では同社株式は5.5%と大幅な下落となりました。

今回はこの背景について、筆者が調べてみた結果をまとめます。

下落の主因は利益率の伸び悩み

まず、株価の大幅な下落の背景は『利益率の伸び悩み』と言われています。

当社の第二四半期の粗利益率は50.0%と発表されていますが、
それに対するアナリストの予想は平均で約51%であったため、
アナリストの予想を下回る結果となってしまったわけです。

粗利益率50%というのは一般的には決して悪い数値ではないのですが、
専門家に言わせると『期待外れ』であったようで、
同社は現在大型の製造工場の建設を勧めていますが、同工場の減価償却費の負担増が見込まれることを主因として、
遠くないうちに、粗利益率は50%を下回るのではと見込まれているようです。

TSMCとしては、当然に工場建設により販売量の増加を見込んでいるわけですが、
この粗利率を上昇させることが出来るよう、コスト増となる部分については販売単価に反映し顧客に転嫁することができるのか、
という点が今後の粗利益率を見る上ではキーポイントとなりそうです。

EPSもアナリストの予想を上回らず

次に、米国市場において非常に重要視されているEPSですが、
こちらもアナリストの予想平均は$0.93であったのに対し、発表では実績が$0.93と、
予想を上回るには至らなかった点も、下落の一因にあるものと考えられます。

ちなみにこのEPSとはEarnings Per Shareの略であり、1株あたりの利益額のことを指します。

直近では連続してアナリストの予想平均を上回っていたこともあり、
やはり投資家による期待値に対してはやや伸び悩んでいるように見えてしまう印象があるわけです。

関連する半導体関連株式も下落

TSMCの株価下落に伴い、関連する半導体株にもマイナスの影響を与えました。

  • NVIDIA Corporation(ティッカー:NVDA):▲4.3%
  • UMC ELECTRONICS CO., LTD.(ティッカー:NVDA):▲3.5%
  • Advanced Micro Devices, Inc.(ティッカー:AMD):▲2.4%

やはり業界最大規模の企業ですので、その企業の業績如何は業界全体の業績を見るベンチマークとして、
投資家からも見られているということなのでしょう。

今が売り時なのか?

これらを踏まえてTSMC株式は今が売り時なのか?というところですが、
これも意見が分かれるところのようです。

同社が決算発表の中で公表した数値には、翌第三四半期の見通しも公表されていますが、
例えば売上高の見通しについては$14.6~14.9billionとされており、
アナリストの見通しである$14.44billionを上回る数値となっております。

一方で粗利益率については49.5%~51.5%と会社側では予想されており、
50%を切ることもレンジには含まれていることから楽観的に見ることもやや難しいといえるのではないでしょうか。

筆者は一旦は様子見として、次四半期の結果を見守る予定です。

それではまた。

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