名著『投資の大原則』から学ぶ、大きな失敗を遠ざける行動3選

投資で増やす

どうもこんにちは、じょんです。

投資をされている方であれば誰しも聞いたことがあるであろう2冊の名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』『敗者のゲーム』それぞれの著者による共著ということで、まぁ間違いなくタメになる話を学べるのだろうと手を伸ばしてみました。

『投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント』

今回は第四章『大きな失敗を避ける』について、筆者の感じた点を含めまとめていきます。

第一章からご覧になりたい方は以下のリンクをご利用ください。

名著『投資の大原則』から学ぶ、今から始める節約の大切さについて
本書ではまず投資を行うにあたり、いわゆる『種銭』を貯める必要性について説かれています。 当然、お金がなければ投資には回すことが出来ないからです。 そして、種銭を貯めるための手段として『節約』の重要性が触れられています。

本書は以下のような方には是非オススメです。

こんな方にオススメ!

  • 投資の入門書を探している方
    ⇒タイトルの通り、入門書としてオススメの1冊です。
  • 投資に関する情報が多すぎて何を信じればよいか悩んでいる方
    ⇒業界の重鎮と呼べる著者によって書かれた信頼のできる手法を学べます。
  • 失敗をすることが怖くて投資に手を付けられない方
    ⇒大きな失敗を避ける行動について解説されています。

大失敗を避けてきたウォーレン・バフェット

投資において大失敗を避けることの重要性を理解するうえで、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の考え方は非常にタメになります。

2000年代初頭、世にいうITバブルが起きていたころ、バフェット氏はハイテク株には手を出さず、市場関係者からは「バフェットの時代は終わった」などとウワサされていたようです。

しかし、その後の流れは皆さんご存知の通り、バブルがはじけ、多くの投資家が損を出す中、バフェット氏は大きな痛手を受けることがなかったと言われています。

バフェット氏によれば、『自身が理解できないハイテク株には手を出さない』ということを仰っていたとのことですが、「今はハイテク株が儲かる」という世間の声に流されることなく自身の信念を貫ける心構えは素晴らしいですよね。

大失敗を避けるための行動3選

本書ではバフェット氏のように、大きな失敗をおかさないための行動が何点か紹介されていますが、今回は筆者が特に重要と考える3つに絞って紹介します。

自信過剰にならない

昨今の株価高騰の恩恵を受けて、投資で大きな利益を得ている方、皆さんの周りいもいませんか?

本書によれば、JPモルガンの創業者であるモルガン氏が「株は今度どうなるか?」という質問を受けた際に「変動する」と回答したとのこと。

つまり、本当に株価の動きを読む目を持っているのであれば良いのですが、株価の動きというのはプロ中のプロでも読み切ることは非常に困難な世界ですから、私たち個人投資家が読み切ることはほぼ不可能といえるのではないでしょうか。

となると、大きな利益というのはビギナーズラックによるものと考えるのがマットウであり、自信過剰になり調子にのって大きなリターンを目指し、大きなリスクを伴う投資に走るのは言語道断ということです。

市場を予測しない

先にも触れた通り、市場の動きというのはプロでもない私たち個人投資家が読み切ることは不可能に近いわけで、市場を予測することは時間のムダであると本書では表現されています。

それだけでなく、予測しないことで、将来の動きが気になり無用な心配をするということも避けられ、また、ムダにお金を失うこともないわけです。

では何に投資をすればよいかというと、第二章の解説でも触れた、市場の予測を必要としないインデックス投資が私たち個人投資家には最適であるという話に繋がるわけですね。

証券会社の営業マンに気を付ける

本書では、投資のリターンを確実に増やす1つの原則として、『投資コストを最小限に抑えること』と書かれています。

そして、本書で強くオススメされているインデックス投資における主な投資コストは、インデックスファンドの運用手数料にあたる信託報酬であると言えます。

この信託報酬、運用会社によってマチマチで、例えば、SBI証券が運用する『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』の信託報酬は0.0938%程度とされています。

一方、同じS&P500に連動するインデックスファンドである大和証券の『大和-iFree S&P500インデックス』の信託報酬は0.2475%であり、SBI証券の商品の実に2.6倍も信託報酬が高いという現実があります。

この差の背景ですが、SBI証券はネット証券であり、店舗型の大和証券と比較してカバーすべきコストが少ないという利点があるのです。

試しに両社の21年3月期の公表財務数値を見てみると、両者の事業規模や事業内容は異なるとの前提はあれど、人件費が受入手数料に占める割合は以下の通り、SBI証券の方が圧倒的に低いのです。

単位:百万円 受入手数料 人件費 比率
SBI証券グループ 70,574 18,425 26.1%
大和証券グループ 286,835 193,002 67.3%
引用元
SBI証券:https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_210428.pdf
大和証券:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/1958397/00.pdf
.

ファンドのパフォーマンスはそう変わらないのに、証券マンの高い給料のために、私たちがムダに高い信託報酬を支払う必要はないですよね?

ちなみに、この信託報酬だけでなく、証券会社は私たち個人投資家から手数料を搾取するために様々な手段を講じているとのことで、詳細が気になった方は以下の記事もご覧ください。

【売買手数料払いすぎていませんか?】金融機関による3つの罠を解説
まず前提として知っておくべきは金融機関、特に証券会社の収益源ですが、これはずばり『売買手数料』だそうです。売買手数料というのは、お客さんが株式や債権などの金融商品を売買する際に、金融機関が受け取る手数料を指します。ここで、察しの良い方であればわかるかと思いますが、金融機関からすれば、お客さんによりたくさんの金融商品を売買させることで、彼らの収益は高くなるということを意味します。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

調子にのらず、出来もしない予測をせず、証券マンにダマされないよう、心の中に壁を築き慎ましく投資に向き合うことで、バフェット氏のように大きな失敗を避けられるということが本書がこの章で伝えたいことと筆者は理解しました。

筆者も皆さん同様に、常に謙虚な心構えで投資に望んでいければ、隠居も実現できると信じています。

次回は『投資の大原則』の第四章、「私たちが勧めるKISSポートフォリオ」について解説していく予定です。

それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました