書評

資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、大暴落との上手な付き合い方とは?

もしアナタが投資をする目的が老後資金の形成なり、長期的な視点で投資を行っているようであれば、市場の短期的な上下は真のリスクではないと本書では書かれています。 以下は1971年から現在まで50年間のS&P500の価格推移をしめしていますが、2000年代初頭のドットコムバブル崩壊、2009年のリーマンショックの際に大きく下がっているものの、長期的に見れば明らかに右肩上がりに成長性ていることが伺えます。
資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、私たちの最適ポートフォリオとは?

リスクをできるだけ低く抑えつつ、リターンを上げるためにコストを最小化する、その過程で「これは儲かるぞ」といった世間の声に耳を貸さないということが重要であるとあらためて触れられているわけです。 この前提に基づいて以降は具体的にどのようなポートフォリオを構成すべきかについて解説していきます。
資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、大きな失敗を遠ざける行動3選

本書によれば、JPモルガンの創業者であるモルガン氏が「株は今度どうなるか?」という質問を受けた際に「変動する」と回答したとのこと。つまり、株価の動きというのはプロ中のプロでも読み切ることは非常に困難な世界ですから、私たち個人投資家が読み切ることはほぼ不可能といえるのではないでしょうか。
資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、分散投資の必要性について

『タマゴは1つのカゴに盛るな』という投資の格言を聞いたことがある方もいるかと思いますが、要するに、1つのカゴ(特定の銘柄や市場)にタマゴ(お金)を盛っておくと、カゴを落とした(株価が暴落した)際に全てを失ってしまうということを意味しています。
資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、インデックス投資の優位性について

米国の株式指数の1つであるS&P500Indexに連動するインデックスファンドと、プロのファンドマネージャーが特定の銘柄を選択して運用するスタイルのアクティブファンドのパフォーマンスを比較した結果、少なく見積もっても70%以上のアクティブファンドのパフォーマンスはインデックスファンドに劣っているというのです。
資産形成

名著『投資の大原則』から学ぶ、今から始める節約の大切さについて

本書ではまず投資を行うにあたり、いわゆる『種銭』を貯める必要性について説かれています。 当然、お金がなければ投資には回すことが出来ないからです。 そして、種銭を貯めるための手段として『節約』の重要性が触れられています。
会計

【社会人は知っておくべき】高利益率経営を支える経営者のモノの見方とは?

本書の主な内容としては、「北の達人コーポレーション」において実際に導入されている超効率的経営の手法が細かく説明されているのですが、筆者の感覚としては、オーソドックスな管理会計の手法が大分部を占めており、既に管理会計を理解している方にとってはあまり目新しい話はないという印象を受けました。一方で、木下氏の考え方自体については、「なるほどな」と感じる部分もあり、今回は筆者が考えさせられた点について解説をしていきます。
その他

【1日48分でマイ・オンリーワンを探す】パラレルキャリアの育て方

本書はホリエモンこと堀江貴文氏も推薦されているとのことですが、必ずしも記載されている全ての事柄に私たちが挑戦できるかというとそうではないと感じる部分もある一方で、複業をすることに対する意識面でのハードルは本書を通じて低くすることが出来るのではないかと思いました。
資産形成

ぜひ日本版を子供たちに。アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

ご覧頂くと分かるように、第3章の就職から始まり、働き始めてから付き合いの多くなる銀行や保険、働くうえで避けることが出来ない税金、資産形成をする上で重要な貯蓄や投資、マイホームを購入する際に必要となるローン(借金)、最後には老後資産についても触れられており、まさに『ゆりかごから墓場まで』とは言えずも、『学校から墓場まで』を網羅した内容となっているのです。
資産形成

【売買手数料払いすぎていませんか?】金融機関による3つの罠を解説

まず前提として知っておくべきは金融機関、特に証券会社の収益源ですが、これはずばり『売買手数料』だそうです。売買手数料というのは、お客さんが株式や債権などの金融商品を売買する際に、金融機関が受け取る手数料を指します。ここで、察しの良い方であればわかるかと思いますが、金融機関からすれば、お客さんによりたくさんの金融商品を売買させることで、彼らの収益は高くなるということを意味します。
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